塩浴ってご存知ですか？
ネットで検索すると、金魚の塩浴が沢山ヒットするかと思います。
『あたしゃー、金魚じゃなく人間の塩浴方法を知りたいんじゃ！』
と思っている、そこのあなた！！
この記事では、人間である私が実際に塩浴をやってみた時の感想や効果をご紹介します。
塩浴とは？その効果は？
顎ニキビを何とかしたい！！
切実にそう思っていた時に、”塩浴”なる入浴方法と運命的な出会いを果たしてしまった♡←
塩浴とは、簡単に言うと【塩水で全身を洗う】というもので、入浴の際に石鹸やシャンプーは一切使用いたしません。
塩浴の効果は
・ニキビ改善
・アトピー改善
・体臭改善
・美白効果
・デトックス
・保湿効果
・発汗作用
・白髪減少
・増毛
・抜毛減少
などなど、良いこと尽くし。
正直、眉唾ものというか…
えぇー…本当に…？？
って感じですよね。（私は、そう感じました。）
ですが、さらに調べを進めていくと
▶塩水の浸透圧によって、余分な皮脂や老廃物を排出
▶肌の機能を正常化
▶皮脂の分泌が正常になるため保湿剤が不要に
このような効果があるとの事。
こ、これは…非常に興味がありますねぃ。
これが本当なら、めっちゃ良くない？！
と思い始め、もう寝ても覚めても塩浴の事で頭がいっぱいの私。
あれ…なにこれ…恋…♡？
ってなくらい、もう塩浴が頭から離れなくなってしまった…
だって、顎ニキビなんとかしたいし！（切実）
てことで、思い立ったが吉日じゃー！！塩浴やってみる！！
塩浴の下準備
まず、塩浴を行うにあたって必要なのは、もちろん塩！
塩浴を行う際は、食塩ではなく天然塩を使用します。
そして、その他に準備するのは水のみ。
天然塩と水を使って、飽和状態の塩水を作ります。
溶液において、溶解度まで溶質が溶けている状態を飽和状態、その溶液を飽和溶液と呼ぶ。水溶液の場合は飽和水溶液飽和水溶液と呼ぶ。
引用元：Wikipedia
つまり、《もうこれ以上溶けきれない！》というほど、濃度MAXの塩水を作っていくという事になります。
私は、100円ショップのプラスティックボトルを使用。
容器の半分くらいの位置に塩をドサッと入れ、そこに水を注いでシェイク！！
暫く置いておくと、このように溶けきれなかった塩が沈殿。
沈殿するまでに少し時間がかかるので、前日や朝から塩水を作っておくのがオススメ。
塩浴に使用するのは、この上澄みのみ。
私は塩が入らないよう上澄みだけを、ペットボトルに移して使用。
塩水をこのまま使うと冷たいので、半身浴をしている間にペットボトルも浴槽に入れておくと温まるので、寒い思いをしなくて済みますよ。
以上が塩浴を行うための下準備です。いざ！塩浴！！
塩浴のやり方
塩浴を開始する前にネットなどで色んな記事を読み漁り、やり方をチェック。
本来なら、髪の毛も含めの塩浴が推奨されていますが、私はとりあえず髪の毛以外で試してみる事に。
塩浴のやり方をしっかりと調べ尽くして、以下の手順で行っていきました。
1：湯船に浸かる
『湯船に浸かる前に、体を洗いなさい！』と、幼少期に親から言われた言葉をガン無視し、まずは湯船に浸かります。
湯船に浸かる時間は、20分ほど。
首まで浸かる必要はなく、半身浴でしっかりと体を温め毛穴を開かせていきます。
2：塩水を全身に塗る
体がしっかりあたたまったら、湯船から出て塩水で体を洗っていきます。
手の平に塩水を取って塗るのも、もちろんOK。
私はズボラなので、ペットボトル用ジョーロを使用。
これを付けて塩水を塗っていくと、全身に楽に塗っていく事ができます。
顔も含め、化粧水を塗るような感覚でしっかり塗布。
この時、ニキビや傷があると非常にしみます！！
3：5〜10分放置
塩水を全身に塗ったら、5〜10分ほど放置します。
5〜10分塩水を塗った状態でひたすら待つわけですが、とにかく暇です。
まっぱで塩水ぬって一点見つめで５〜10分も待つって…もう本当に永遠に続くんじゃないかってくらい暇です。
なので、携帯や本なんかを持ち込むと良いかもしれません。
あ、言うの忘れてましたけど、5〜10分放置して体から老廃物が出てくると、塩水を塗ったところがヌルヌルしてくるそうです。
私は、ほんの少しヌルつきを感じました。
4：塩水を洗い流す
放置し老廃物が出てきたら、塩水をしっかりと洗い流します。
顔からつま先まで、しっかりと洗い流すようにしてくださいね。
5：再度湯船に浸かる
塩水を洗い流したら、もう一度湯船に浸かります。
ここは特に時間の決まりなどは無いので、体が温まるまでお好みのバスタイムを楽しめばOK。
6：水を浴びる
ここが、塩浴最大の難関。
しっかりと体を温めたのに、それを全て台無しにするかのように水を浴びていきます。
水を浴びて毛穴を引き締めておかないと、皮脂が出続けてしまうそう…（怖）
というわけで、滝行をしている気分に浸りながら全身に水を浴びて、毛穴をキュッと引き締めたら塩浴は完了です。
塩浴をやってみた感想
私が塩浴を始めたのは、11月の寒い時期でした。
そのため、最後の水浴びが呼吸できなくなるほど冷たくて苦行でした。
しかし、顎ニキビを含めた吹き出物をなんとかしたい一心で、塩浴を続けておりました。
また、水浴びは本当に辛いんですけど、水を浴びた後は体がすんごいポカポカするんですよね。
なので、風邪を引くような事も特に無かったです。
私は。塩浴を始めてみて以下のような効果を感じました↓
・顔が白くなった
・ニキビの治りが早くなった
・体の乾燥が減った
などなど。
一番、効果を期待していたニキビに関しては
これまで吹き出物生活を送ってきたので
「あっ・・・このニキビは巨大になるな・・・」
「あっ・・・このニキビは長引くな・・・」
というのが分かるようになっていたのですが、塩浴を始めてからは
大きくなるだろうな〜と思ったニキビが出来てしまっても、悪化すること無く治りがとても早くなりました。
そして、私はアトピーで寒くなり乾燥する季節になると体中が乾燥して
就寝中、体の痒みで目が覚める事も少なくありませんでした。
特に、脇のあたりは毎年必ずかさぶたのようになっていました。
それが、去年の11月から塩浴を始めて5ヶ月。
もう春ですが、今冬は痒みで目が覚める事も、かさぶたが出来る事も無かったんです！！
これは本当に嬉しい効果でした。
いずれは頭もやってみたいなと思っています。
塩浴で乾燥を感じたらシアバターがオススメ
塩浴を始めた当初、私の場合水を浴びて皮脂を固めても若干の乾燥を感じてしまい・・・
何も塗らずにいると乾燥ニキビが出来ていました。
そこで、人の皮脂の成分と似ているシアバターを取り入れました。
シアバターは、精製タイプと未精製タイプがあり、
・精製タイプ
不純物等が取り除かれていて、肌には優しいが有効成分も減っている。
長期保存もOK
・未精製タイプ
有効成分そのまま。
不純物もそのままなので、刺激を感じる人もいる。
アレルギーの心配もある。
初めてシアバターを使うし、色々と悩んでこちらの↓精製タイプシアバターをiHerbで購入しました。
こちらのシアバターを使用するようになって、塩浴+シアバター効果でニキビ激減。
その後、色々と試行錯誤し今はニキビが無い日が多いです。
ニキビで悩んでいる方は、一度「塩浴」試してみる価値はあると思います。
まとめ
塩浴は、1回目から肌が変わる感じを味わう事ができると思います。
用意するのは天然塩のみで、あまりお金もかからないので気になる方は一度試してみると良いですよ♪
ただ、最後に水浴びをする工程がありますので、体調に留意して行うようにしてくださいね。
冷たい水を浴びるのが難しい場合は、ぬるめのお湯でも大丈夫だと思います☆
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